5PYE

コスモシールPYE は平面状多環芳香族化合物である2 -(1 - ピレニル)エチル基をシリカゲルに化学結合した逆相クロマトグラフィーカラムです。
そのピレン環に基づく高い分子形状認識能やπ電子による強力なπ−π相互作用により、構造類似化合物の分離に威力を発揮します。

π-π相互作用の効果

右図は各カラムのπ−π相互作用の強さを比較しています。
PYE はπ NAP よりも更に強力なπ−π相互作用を示しています。


図 ππ−ππ相互作用の比較

分析例

ステロール ステロール
分析条件
カラム
サイズ
4.6mmI.D.×150mm サンプル
  1. Cholesterol
  2. Stigmasterol
  3. Campesterol
  4. Sitosterol
流 速 1.0 ml/min
温 度 30 ℃
検 出 UV 210nm

フタロニトリル

フタロニトリル
分析条件
カラム
サイズ
4.6mmI.D.×150mm サンプル

Phthalonitrile(o -体) 0.3g
Isophthalonitrile(m -体) 3.0g
Terephthalonitrile(p -体) 0.15g

流 速 1.0 ml/min
温 度 30 ℃
検 出 UV 254nm

トコフェロール

トコフェロール
分析条件
カラム
サイズ
4.6mmI.D.×150mm
α β γ δ
R1 Me Me H H
R2 Me H Me H
R3 Me Me Me Me
流 速 1.0 ml/min
温 度 30 ℃
検 出 UV 295nm
サンプル

α-Tocopherol 1.0µg
β-Tocopherol 1.0µg
γ-Tocopherol 1.0µg
δ-Tocopherol 1.0µg

ご注意

  1. π−π相互作用を利用するPYE カラムではメタノール系移動相のご使用を推奨致します。
    アセトニトリルはπ電子を持つためにサンプルと固定相とのπ−π相互作用を阻害します。
  2. PYE カラムの固定相であるピレニルエチル基のUV 吸収は非常に大きいため、固定相がシリカゲルから剥離して溶出した場合には、わずかな量でも検出されベースラインの乱れの原因となります。
    そのような場合はテトラヒドロフランで洗浄していただくことで解消します。わずかな固定相の剥離は分離能に影響しません。
  3. グラジエント分析には適していません。

価格表

分析・分取カラム(粒子径5µm)
COSMOSIL 5PYE
製品名 サイズ 製品番号 価格
COSMOSIL 5PYE Guard Column 4.6mml.D.×10mm 37903-11 50,000
10mml.D.×20mm 38041-71 ご照会
20mml.D.×20mm 05867-91 ご照会
20mml.D.×50mm 34475-21 ご照会
COSMOSIL 5PYE Packed Column 1.0mml.D.×150mm 02851-71 160,000
2.0mml.D.×150mm 38042-61 150,000
2.0mml.D.×250mm 34450-31 230,000
4.6mml.D.×150mm 37837-91 160,000
4.6mml.D.×250mm 37989-11 240,000
10mml.D.×250mm 37996-11 ご照会
20mml.D.×250mm 38044-41 ご照会

※上記以外のカラムサイズをご要望の際はお問合せ下さい。

※掲載の内容は、'12年1月現在の情報に基づいております。
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