国内研究者使用例

HEK293FT細胞、HuH-7.5細胞、HuH-7w細胞

 

データご提供:

京都大学 ウイルス研究所 がんウイルス研究部門 ヒトがんウイルス研究分野 土方 誠 准教授

 

使用製品:Viofectin™ Transfection Reagent

評価方法:蛍光顕微鏡観察 ※他社製品比較あり

 

 

実験概要

Viogene社トランスフェクション試薬Viofectin™の性能を試験するために、3種類の細胞にGFP発現ベクターを導入し、導入効率を測定した。

 

 

実験結果

Viofectin™性能評価:3種類の細胞に対する導入効率
細胞名 HEK293FT HuH-7.5  HuH-7w
細胞数 5×104 cells/ウェル(500µl)
試薬量 2µl
培地
交換
+ + - + -
導入
効率
(%)
90% 60% 70% 50%
導入
画像

 

 

他社製品との比較

●HEK293FT細胞への導入効率

 

<条件>
細胞名:HEK293FT
培地交換:あり
細胞数:5×104 cells/ウェル
EGFP:0.5µg
各メーカーが推奨する試薬量でトランスフェクションを実施
*A社製品では増強剤8µlを添加

 

●HuH-7.5細胞への導入効率

 

<条件>
細胞名:HuH-7.5
培地交換:なし
細胞数:5×104 cells/ウェル
EGFP:0.5µg
各メーカーが推奨する試薬量でトランスフェクションを実施
*A社製品では増強剤8µlを添加

 

●HuH-7w細胞への導入効率

 

<条件>
細胞名:HuH-7w
培地交換:なし
細胞数:5×104 cells/ウェル
EGFP : 0.5µg
各メーカーが推奨する試薬量でトランスフェクションを実施
*A社製品では増強剤8µlを添加

 

使用者の評価

3種類の細胞をViofectin™で導入した結果、細胞毒性は観察されず、HEK293FT細胞およびHuH-7w細胞では他社トランスフェクション試薬と比べると高い導入効率を示した。また、HuH-7.5細胞でも比較的高い導入効率を示した。

 

 

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※記載の内容は、'16年1月現在の情報に基づいております。