トランスフェクション後、培地に添加するだけ! RNAi増強試薬 EFI-001TM
Effigene社は、キノロン系抗菌剤として知られているエノキサシンにRNAi作用を増強する効果があることと、その効果が抗菌活性ではなく分子の構造に依存することを発見しました*1。
本製品はEffigene社でエノキサシンの構造を改良することにより開発された製品で、エノキサシン以上の増強効果が得られます。
*1Shan, G. et al. A small molecule enhances RNA interference and promotes microRNA processing. Nat. Biotechnol. 26(8), 933-40 (2008)
*2 siRNA/shRNAのみで50%程度の抑制効果がある場合です。
*3 抑制効果が増加した分のsiRNA/shRNA量を減らすことが可能です。
EFI-001TMによるA遺伝子のノックダウンの増強
1. コントロールsiRNA + EFI-001TM
2. コントロールsiRNA
3. siRNA-A + EFI-001TM
4. siRNA-A
HeLa細胞へLipofectamineTM 2000を用いてsiRNAを導入した。その36時間後に細胞を回収しRT-PCRにより評価した。
<考察>
上記条件下において、本品無添加の場合は、アガロースゲル電気泳動結果において、mRNAのバンドが多少確認され、mRNAのノックダウン効率は不十分であった。
一方、本品を併用する事で、バンドが消失し、完全にmRNAがノックダウンされた。
また、非特異的な作用は認められず、特異的に目的mRNAのみをノックダウンしている事が確認できた。
データご提供:京都工芸繊維大学大学院応用生物学部門 竹谷 茂 教授
LipofectamineTM はLife Technologies Corporationの商標です。
EFI-001TMの効果を更に多くの方に体験していただこうと、モニターを募集中です。
詳細は、RNAi増強試薬 EFI-001TM モニター募集のページをご覧ください。
293細胞におけるEGFPのノックダウン
EGFP遺伝子を安定発現する293細胞へEGFP siRNAを導入し、エノキサシンの添加または無添加で蛍光を観察したところ、添加した細胞でノックダウン効果の増強が認められました (図A)。また、ウェスタンブロット法を用いてもノックダウン効果の増強が認められました (図B、C)。
MCF-7細胞におけるHer2のノックダウン/HeLa細胞におけるActinのノックダウン
MCF-7細胞とHeLa細胞へHer2 siRNAとActin siRNAをそれぞれ導入し、エノキサシンの添加または無添加でノックダウン効果を検証しました。検出はリアルタイムPCRによりmRNAレベルで行いました。その結果、両細胞でエノキサシン添加により更にmRNA量が減少しました。
キノロン系物質による増強効果の検証
エノキサシンの構造を改変した様々なキノロン系物質についてRNAi増強作用を検証したところ、ほとんどの物質で増強作用が低い、または示さない結果でした。このことからRNAi増強作用に重要なのは、キノロン系物質が共通で有している抗菌活性ではなく、構造であると示されました。
| メーカー製品番号 | EFI-001TM | バッファー(1.5ml) |
|---|---|---|
| EFI-001 | 4本 | 2本 |
| eg001t | 1本 | 1本 |
有効期限:納品後2ヶ月