FAQ

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WIDE RANGEゲル調製用緩衝液(4倍濃縮)についてのご質問

ご質問 回 答
4-20%のグラジエントゲルを使用していますが、本製品を使用した場合、何%のアクリルアミド濃度の溶液を調製すれば同様のゲルを作製できますか? グラジェントのかかり方、ゲル組成等により分離パターンにバラツキがあり、一概に申し上げられませんが本製品を使用した場合、10%ゲルで調製すると最も近い分離が得られると思われます。
また、10%ゲルが、低分子から高分子まで分離できていることから、本濃度をファーストチョイスとして、推奨させて頂いております。
本製品を使用しゲルを作製した場合、アクリルアミドの%と分離可能なタンパク質の分子量の目安について教えてください。 当社タンパク質分子量マーカーを用いて検討した結果、目安は以下のとおりとなります。 この結果について実際の泳動像は、製品ページに掲載していますのでご覧ください。
10%ゲル:MW6.5〜200K
8%ゲル:MW30〜200K
6%ゲル:MW40〜200K
製品ページに掲載されている以外のサンプルを用いた、実施例はありますか? お客様にご評価頂きました結果として、大豆タンパク質やマウス脂肪組織タンパク質を分離したデータがあります。こちらのデータは、テクニカルノートとして案内していますので、是非参照ください。

Technical Note Vol21
マウス脂肪組織タンパク質の分離(PDF 587KB)

Technical Note Vol22
大豆タンパク質の分離(PDF 467KB)
CBB染色や銀染色などの染色法は、従来のLaemmli法のゲルと同様に適用できますか?

適用できます。
当社では、CBB染色に関しては、当社CBB Stain One (04543)やRapid Stain CBB Kit (30035)で確認しています。また当社では、銀染色に関しても、Sil‐Best Stain One (06865)で確認しています。また、お客様にご評価頂きました結果としても、CBB染色、銀染色、蛍光染色も可能なことを示して頂いております。こちらのデータは、テクニカルノートとして案内していますので、是非参照ください。

 

Technical Note Vol21
マウス脂肪組織タンパク質の分離(PDF 587KB)

Technical Note Vol22
大豆タンパク質の分離(PDF 467KB)

ウェスタンブロッティングも、従来のLaemmli法のゲルと同様に適用できますか?

製品ページに掲載のとおり適用できます。掲載のデータ以外にも、お客様にご評価頂きました結果としても、使用可能なことを示して頂いております。こちらのデータは、テクニカルノートとして案内していますので、是非参照ください。

 

Technical Note Vol21
マウス脂肪組織タンパク質の分離(PDF 587KB)

Technical Note Vol22
大豆タンパク質の分離(PDF 467KB)

本製品にSDSは含まれていますか? 本製品にはSDSは含まれていません。通常SDS-PAGEを行う際の試料緩衝液や泳動緩衝液にはSDSが含まれているので、ゲル作製時にSDSが含まれている必要はありません。