COSMOSILカラムによる食品添加物の分析例のご紹介

COSMOSILカラムで分析した分析例の一部、今回は食品添加物の分析例をご紹介します。この他にも多くの分析例をご用意しています。
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食品添加物は、食品製造の際にさまざまな目的で添加される物質のことで多くの加工食品に含まれています。
主な食品添加物には、食品の風味や外観、色合いをよくするための甘味料、着色料や香料、また食品の保存性を良くする保存料や酸化防止剤、食品の栄養成分を強化する栄養強化剤などがあり、これらの成分には高速液体クロマトグラフィー (HPLC)法を用いて分析可能なものが数多く存在します。

(1)着色料成分
着色料は、天然着色料と合成着色料に分類されます。着色料は、疎水性が高い化合物が多く、ほとんどの場合C18カラムで分析可能です。ただし、構造が似通っている化合物はC18カラムでは分離が不十分になる場合があり、このような場合は高機能カラムを使用することにより改善する可能性があります。天然着色料であるカロテン類異性体は、コスモシールCholesterを用いることにより分離が可能となります。

●天然着色料カロチノイド

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●天然着色料クロロフィル ●合成着色料
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(2) 味覚成分
食品には、甘味・酸味・塩味・苦味・旨味などの味覚成分が含まれます。これらの多くは、C18カラムを用いると分析可能となります。ただし、構造が似通っている化合物はC18カラムでは分離が不十分になる場合があり、このような場合は高機能カラムを使用することにより改善する可能性があります。辛味成分であるカプサイシン類は、強いπ-π相互作用を有するPYEを用いることにより分離が可能となります。
甘味成分 酸味成分
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旨味成分 辛味成分
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辛味成分  
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(3) 保存料  
防腐剤 酸化防止剤
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(4) 栄養強化剤  
栄養強化剤は、食品の栄養価向上を目的とした食品添加物で、大きくビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類に分類されます。その中で、アミノ酸類は、親水性が高いためC18カラムでは保持が小さくなります。このような場合、親水性化合物に適した コスモシールHILICを用いることにより分析できる可能性が高くなります。
GABA アミノ酸
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タウリン  
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(5) 食品中に含まれる有害成分  
食品添加物ではありませんが、食品中に含まれると健康被害をおよぼす化合物があります。例えば、粉ミルクへの混入が問題となったメラミンは、親水性が高いためコスモシール HILICを用いることにより分析可能となります。
メラミン類 シュウ酸
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