COSMOSIL

C18-PREP

逆相液体クロマトグラフィーは優れた分離特性、理論段数、再現性、および使いやすさなどにより広く用いられていますが、分取精製のための高性能大型カラムは高価であり、より安価な手法が求められています。
分析目的では 5 µm や10 µm という微細粒子径充填剤が一般的ですが、大量分取の場合は必ずしもそのような必要はなく、40 µm から 140 µm の充填剤で十分な場合も多くあります。
弊社では分取専用充填剤として最も効率的な粒子径を選び、安価な汎用 C18 型充填剤を提供しています。
分取精製の大幅なコストダウンにつながるものと確信しています。
また、シラノールはエンドキャップされていますので、塩基性物質などの分取にも分析からのスケールアップとして使用できます。

粒子径と流速

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図 1 メタノール-水系移動相の組成と流速の関係
カラムサイズ: 内径 10 mm ベット高 180 mm、
自然重力送液

逆相クロマトグラフィーでは一般にメタノール、水などの粘度の高い溶媒を用いるため、粘度の低いヘキサン、酢酸エチルなどを用いる順相クロマトグラフィーよりも流速は遅くなります。図 1 にコスモシール C18-PREP を用いたオープンカラムクロマトグラフィーでの溶媒組成と流速の関係を示しました。

粒子径と理論段数

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図 2 中圧カラムクロマトグラフィーにおける粒子径、
流速と理論段数の関係
カラムサイズ:20 mmI.D. × 300 mm


粒子径が小さい場合、流速がおそいほど理論段数は高くなります。中圧カラムクロマトグラフィーでも分析の場合よりも線速度をおそくして流すと分離が向上します。

分離例

ビタミン E

疎水性の高いトコフェロールと酢酸トコフェロールも水酸基とアセチル基の違いにより大きく分離できます。

c18-prep-vitaminE.png

分析条件
カラム COSMOSIL 40C18-PREP
20 mmI.D. × 300 mm
移動相 メタノール
流 速 9.9 mL/min
温 度 室温
検 出 UV 280 nm 0.2 AUFS
サンプル
  1. DL-α-Tocopherol (5 mg)
  2. DL-α-Tocopherol Acetate (5 mg)

生薬

生薬成分も良好に分離できます。疎水性の高い物質はオープンカラムクロマトグラフィーでの分離も可能ですが、親水性の高い化合物はクローズドカラムでの中圧カラムクロマトグラフィーが最適です。

c18-prep-syouyaku.png

分析条件
カラム COSMOSIL 40C18-PREP
20 mmI.D. × 300 mm
移動相 メタノール:0.05% TFA=70:30
流 速 9.9 mL/min
温 度 室温
検 出 UV 254 nm 0.05 AUFS
サンプル
  1. Baicalin (40 µg)
  2. Baicalein (120 µg)
  3. Wogonin (40 µg)

カラムサイズと充填剤量

カラムサイズと必要なおよその C18-PREP 充填剤量

カラム内径(mmI.D.) ベッド高(mm) 体積(mL) 充填剤量(g)
8 300 15 9
500 25 15
10 300 25 15
500 40 25
20 300 95 55
500 160 95
30 300 210 125
500 350 220
50 300 560 350
500 980 600

充填方法

カラムクロマト用充填剤のカラム充填方法については、COSMOSIL テクニカルノート ⑫ カラムクロマト用充填剤のカラム充填方法をご参照ください。

価格表

製品名サイズ製品番号価格
COSMOSIL 40C18-PREP 37932-86 100 g 25,000
COSMOSIL 50C18-PREP
(40C18-PREP の代替品)
12065-55 500 g 100,000
12065-71 1 kg 180,000
COSMOSIL 75C18-PREP 12061-24 100 g 18,000
12061-95 500 g 65,000
12061-11 1 kg 100,000
COSMOSIL 140C18-PREP 12063-04 100 g 18,000
12063-75 500 g 65,000
12063-91 1 kg 100,000
※掲載の内容は、'19 年 7 月現在の情報に基づいております。