ナカライテスク株式会社

アスクレステム® 神経細胞培地 / 神経細胞サプリメント

  • 細胞培養

AscleStem® Neuronal Medium(#21168-35)と AscleStem® Neuronal Supplement(50x)(#21169-54)は、ヒトiPS 細胞由来神経細胞の培養に使用する無血清培地と無血清サプリメント(ビタミン A 不含)です。また、本培地は市販の神経細胞サプリメントと組み合わせることで、神経細胞の初代培養にも使用できます。

特長
  • iPS 細胞由来神経分化細胞に使用可能
  • 血清不含
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製品使用例

神経細胞の初代培養 ※本培地のみ使用(市販サプリメント併用)

妊娠 16.5 日目の ICR マウスより胎仔を取り出し、本培地および市販の神経細胞サプリメントを用いて神経細胞の初代培養を 3 週間行い、免疫染色により MAP2 の発現を確認しました。

皮質由来神経細胞

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海馬由来神経細胞

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本培地は、A 社培地と同様に初代培養にも使用できることが示されました。

顧客使用例

神経前駆細胞から神経細胞への分化誘導 ※本培地 / 本サプリメント使用

ヒト iPS 細胞由来神経前駆細胞(分化誘導開始後 17 日目)を 5 × 105 cells/cmで播種し、本培地および本サプリメントもしくは A 社培地および A 社サプリメントに GlutaMAX およびその他誘導因子を添加し、神経細胞への分化誘導を行いました。また、免疫染色を行い成熟神経細胞のマーカーである MAP2 の発現を確認しました。

位相差観察(分化誘導 26 日)

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免疫染色(MAP2、分化誘導 56 日)

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A 社製品と比較して本製品は同等に使用できることが示されました。

本データは京都薬科大学 統合薬科学系 助教 西村 周泰 様よりご提供いただきました。

ヒト iPS 細胞株の運動神経細胞への分化誘導 ※本サプリメントのみ使用

本サプリメントまたは A 社サプリメントを用い、ヒト iPS 細胞を運動神経細胞へと分化誘導しました。また免疫染色を行い、コリンアセチルトランスフェラーゼ(ChAT)で運動神経細胞への誘導を、また βⅢ tubulin にて神経軸索の伸長を確認しました。

分化誘導プロトコール概要

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細胞形態および剥離時の細胞数と生存率(分化誘導 28 日)

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免疫染色(βⅢ tubulin(緑) / ChAT(赤) / DAPI(青)、分化誘導 31 日)

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形態変化、軸索伸長の程度、ChAT の発現効率から、A 社サプリメントと比較して本サプリメントの性能は同等であることが示されました。

本データは株式会社 幹細胞&デバイス研究所  研究者 様よりご提供いただきました。

価格表

製品名 規格 貯法 製品番号 容量 オンライン
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AscleStem® Neuronal Medium

SP
(細胞培養用)
冷蔵 21168-35 500 mL e-Nacalai.jpg
AscleStem® Neuronal Supplement(50x) SP
(細胞培養用)
冷凍 21169-54 10 mL e-Nacalai.jpg

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