細胞質内 DNA センサー STING 研究用試薬
InvivoGen 社 STING リガンド
InvivoGen 社は自然免疫研究用試薬で高い評価を受けているメーカーです。
細胞質内 DNA センサーとして知られている STING は、dsDNA の刺激により TBK1 と IRF3 を活性化しⅠ型インターフェロンの発現を誘導するアダプタータンパク質です。一方で STING が環状ジヌクレオチド(CDN)と直接結合することで、Ⅰ型インターフェロンを誘導することも知られています。
環状ヌクレオチド(CDN)と DMXAA などの Xanthenone 誘導体は、STING を活性化し、強力なⅠ型インターフェロン応答を誘導するため、自然免疫応答のアゴニストとして注目されています。ここでは STING リガンドの製品ラインアップ全体を紹介します。
InvivoGen 社では、STING レポーター細胞* や 変異型 STING 発現ベクター* もラインアップしています(*各製品ページに移動します)。
特長
- 2 種類のグレードを提供
- 保証項目も充実
製品説明
グレード
通常グレードと前臨床用グレードの VacciGrade の 2 種類を提供しています。
- 通常グレード:純度 95% 以上、リガンド活性をレポーター細胞により評価
- VacciGrade:通常グレードの項目に加え、エンドトキシン(<0.005 EU/μg)、完全滅菌条件下での製造を保証
レポーター細胞を用いた活性評価の例
InvivoGen 社より販売のレポーター細胞 THP1-Dual cells を用いて、各リガンドの活性を評価しています。
関連資料
【ビデオセミナー】STING(InvivoGen 社)
※別のページに移動します。
価格表
環状ジヌクレオチド
Xanthenone アナログ
※掲載内容は 2021 年 9 月現在の情報に基づいています。