IPTG 溶液
発現誘導物質として広く使用されている Isopropyl-β-D-thiogalactopyranoside(IPTG)の溶液を追加しました。
IPTG は X-Gal と併用して大腸菌組換え体を容易に選別できる Blue-White セレクションや、大腸菌発現系における組換えタンパク質の発現誘導に使用されています。
特長
- そのまま使える滅菌済み溶液タイプ
- 濃度調製不要
- 使いやすい 1 mL サイズ
製品説明
- 水溶液
- 0.22 μm フィルターろ過
参考
緑色蛍光タンパク質(GFP)発現ベクターを導入した大腸菌を用いて、IPTG による組換えタンパク質の発現について確認しました。
IPTG による発現誘導
図. 蛍光タンパク質を発現誘導した大腸菌プレート
IPTG を添加することにより、目視でも確認できるほどの蛍光を発しており、蛍光タンパク質が
多量に発現していました。また、IPTG 未添加の場合でも、基底レベルで発現しています。
大腸菌 | :BL21(DE3)pLysS(Novagen)Novagen は Merck KGaA の登録商標です。 |
ベクター | :pQBI-T7-GFP(Q-BIO gene) |
IPTG 濃度 | :1 mM |
検出 | :トランスイルミネーター |
価格表
※掲載の内容は、'18 年 11 月現在の情報に基づいております。