TurboTEV Protease & Turbo3C Protease
Accelagen社が販売しているHis、GSTタグが付加されたユニークな遺伝子改変型プロテアーゼを紹介します。
特長
- Hisタグ、GSTタグどちらの発現系でもワンステップ精製が可能
- 4℃でも活性を保持するため温和な条件で切断反応や精製が可能
使用例
TurboTEV Protease | Turbo3C Protease |
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TurboTEVと、TurboTEV認識配列を持つ49kDaのGST融合タンパク質(1mg/ml)を4℃で16時間インキュベートした。 | Turbo3Cと、Turbo3C認識配列を持つ68kDaのGST融合タンパク質(1mg/ml)を4℃で16時間インキュベートした。 |
<各レーンの説明> C:GST融合タンパク質のみ①1:50 ②1:100 ③1:200 ④1:400 25mM Tris-HCl(pH8.0), 150mM NaCl, 14mM 2-Mercaptoethanol中に、Protease:GST融合タンパク質を上記①-④の各比率(w/w)で添加・反応 |
仕様
TurboTEV Protease | Turbo3C Protease | |
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分子量 | 52kDa | 47kDa |
認識と切断部位 | Glu-Asn-Leu-Tyr-Phe-Gln↓Gly | Leu-Glu-Val-Leu-Phe-Gln↓Gly-Pro |
活性の定義 | 1unitは認識配列が付いたタグタンパク質3µgを30℃、1時間で85%以上が切断される酵素量 | 1unitは認識配列が付いたタグタンパク質100µgを4℃、16時間で95%以上が切断される酵素量 |
濃度 | 20,000units/ml | 2,000units/ml |
使用条件 | 温度:4-37℃、pH 6.5-8.5で使用可能 | |
形状 | 25mM Tris-HCl(pH8.0), 50mM NaCl, 1mM TCEP, 50% Glycerol |
価格表
※掲載の内容は、'15年11月現在の情報に基づいております。
Accelagen社では、タンパク質調製の際に核酸の除去と粘性の低減に利用されるエンドヌクレアーゼを販売しております。詳細はこちらをご覧ください。