製品情報

免疫組織染色用ブロッキング剤Blocking One Histo

本製品は免疫組織(細胞)染色用ブロッキング剤です。ウェスタンブロッティングおよび ELISA 用ブロッキング剤である Blocking One をベースに開発されており、非特異的吸着を強力に抑制します

特長

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  • 高分子ポリマーベースで非特異的吸着を強力に抑制
  • Ready to use(ドロッパーボトル採用で操作が簡単)
  • 幅広いアプリケーションで使用可能
  • 標識体の酵素活性に影響を与えない防腐剤を採用

性能比較 蛍光染色:正常動物血清とのブロッキング効率の比較

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10% Goat Serumでは小腸の輪郭にそって非特異な染色(白色矢印)が観察されますが、本製品でブロッキングすると非特異な染色が抑えられています。本製品は非特異的吸着を強力に抑制します。

サンプル :マウス小腸パラフィン包埋切片
抗原賦活 :HistoVT One(#06380) 90℃・20 分処置
一次抗体 :Anti-Vimentin Rabbit Polyclonal Antibody(Santa Cruz #sc-7557R)
二次抗体 :Goat Anti-Rabbit IgG, CF™ 488A Conjugated(Biotium #20013)

使用例1 細胞における蛍光染色での使用例

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本製品は抗体希釈液としても使用可能です。また、蛍光試験済みであり、V 励起、B 励起、G 励起と幅広い励起光に対してノイズを上げずに検出が可能です。

サンプル :MC3T3-E1 細胞
ブロッキング :Blocking One Histo
一次抗体 :抗体希釈液として 20 倍希釈した本製品含有の t-PBS を使用
 Anti-Vimentin Rabbit Polyclonal Antibody(Santa Cruz #sc-7557R)
二次抗体 :抗体希釈液として 20 倍希釈した本製品含有の t-PBS を使用
 左) Goat Anti-Rabbit IgG, Cy®2 Conjugated(GENETEX #GTX26940)
 右) Goat Anti-Rabbit IgG, CF™ 555 Conjugated(Biotium #20033)
封入剤 :Fluoro-KEEPER Antifade Reagent, Non-Hardening Type with DAPI(#12745-74)

使用例2 マウス組織切片における発色染色での使用例

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免疫組織染色および in situ ハイブリダイゼーションの標識プローブ検出におけるブロッキングなど、幅広いアプリケーションで使用可能です。

①~⑤ 免疫組織染色
抗原賦活 :①~⑤ HistoVT One(#06380) 90℃・20 分処置
ブロッキング :①~⑤ Blocking One Histo
一次抗体 :①, ⑤ Anti-PCNA Rabbit Polyclonal Antibody(Santa Cruz #sc-7907)
 ②, ④ Anti-Vimentin Rabbit Polyclonal Antibody(Santa Cruz #sc-7557R)
 ③ Anti-GluR-1 Goat Polyclonal Antibody(Santa Cruz #sc-7608)
二次抗体 :①, ②, ⑤ Goat Anti-Rabbit IgG, Biotin Conjugated(Vector #BA-1000)
 ③ Bovine Anti-Goat IgG, Biotin Conjugated(Santa Cruz #sc-2347)
 ④ Goat Anti-Rabbit IgG, Alkaline Phosphatase(ALP)
   Conjugated(Santa Cruz #sc-2057)
シグナル増強剤 :①, ②, ③, ⑤ Streptavidin Biotin Complex Peroxidase Kit(#30462-30)
発色 :①, ②, ③, ⑤ Peroxidase Stain DAB Kit(Brown Stain)(#25985-50)
 ④ BCIP-NBT Solution Kit for Alkaline Phosphatase Stain,
   Nuclease tested(#03937-60)
核染色 :①, ②, ③ ヘマトキシリン
 
In situ ハイブリダイゼーション
ハイブリダイゼーション :DIG 標識βアクチン mRNA アンチセンス鎖プローブ
ブロッキング :Blocking One Histo
一次抗体 :Sheep Anti-DIG, Alkaline Phosphatase(ALP)
 Conjugated(Roche #11093274910)
発色 :BCIP-NBT Solution Kit for Alkaline Phosphatase Stain,
 Nuclease tested(#03937-60)

使用方法

組織染色時の非特異的反応のブロッキング

本製品を組織全体が覆われるようにスライドガラスに滴下してください。室温で 5~10 分静置後、ブロッキング溶液を除去し、t-TBS などの洗浄液で組織を 5 分洗浄し、その後、一次抗体のインキュベートを行ってください。

抗体の希釈

t-TBS などで 20 倍希釈したブロッキング溶液に所定量の酵素標識抗体を添加し、泡立たない程度に十分に混和してから使用してください。なお、希釈後の酵素標識抗体溶液は希釈液の種類に限らず酵素活性が経時的に変化し、感度の低下につながる恐れがありますのでなるべく早く使用してください。

ご注意

本製品に使用しているウシ由来タンパク質は精製したものですが、アビジン-ビオチン反応を利用した検出系では交差反応する可能性があります。また、その他の測定系の抗体や酵素標識抗体などと交差反応する可能性もありますので、使用に先立って交差反応の有無をご確認ください。

価格表

製品名規格貯法製品番号容量オンライン
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Blocking One Histo SP 冷蔵 06349-64 50 mL e-Nacalai.jpg

※記載の内容は、'18年2月現在の情報に基づいております。