COSMOSIL

逆相クロマトグラフィー用高機能型カラム

逆相クロマトグラフィーカラムは優れた分離特性、高い理論段数、使いやすさ、優れたコストパフォーマンスなどにより、広く用いられています。 その中でもオクタデシル基結合型シリカゲル(C18、ODS)が最も汎用的に使用されています。 しかし、C18 型カラムでの分離は疎水性相互作用が主となるため疎水性の認識には優れていますが、疎水性が類似した化合物に対しては識別能が低く、十分な分離が達成されない場合も見られます。 コスモシールシリーズでは疎水性以外の相互作用をもつ他社にないオリジナルカラムを多種用意しています。これらは C18 型カラムで分離できなかった、広範囲の構造類似化合物の分離に威力を発揮します。

高機能逆相型充填剤の固定相と物性一覧表

充填剤名称CholesterPBrPFPπNAPPYENPE
シリカゲル* 全多孔性 Core-Shell 全多孔性 Core-Shell 全多孔性 全多孔性 全多孔性 全多孔性
平均粒子径(µm) 2.5 5 2.6 5 2.6 5 2.5

5

5 5
平均細孔径(約 Å) 130 120 90 120 90 120 130 120 120 120
比表面積(約 m2/g) 330
300 150 300 150 300 330 300 300 300
固定相構造 PFP-kouzousiki.png
化学結合基 コレステリル基 ペンタブロモ
ベンジル基

ペンタフルオロ
フェニルプロピル基

ナフチルエチル基 ピレニルエチル基 ニトロフェニル
エチル基
結合形式 モノメリック
主な相互作用 疎水性
分子形状認識能
疎水性
分散力
疎水性
π-π
双極子-双極子
疎水性
π-π
疎水性
π-π
分散力
分子形状認識能
疎水性
π-π
双極子-双極子
エンドキャッピング あり
炭素含有率(約%) 21 20 8 10 14 11 18 9
使用可能 pH 範囲 2 ~ 7.5
特長 ・C18 と同一移動相で分析可能
・高い分子形状認識能

・分散力による分離
・親水性化合物を逆相条件で分析可能

・弱く双極子を識別 ・フェニルカラムよりも強いπーπ相互作用 ・最強のπーπ相互作用 ・強く双極子を識別

*シリカゲル:全多孔性・・・全多孔性球状高純度シリカゲル  Core-Shell・・・Core-Shellシリカゲル

相互作用についての詳細な情報はTECNICAL NOTE ①逆相クロマトグラフィー用充填剤の相互作用の違いによる分離への効果をご参照ください。

ジニトロベンゼン位置異性体に対する選択性

高機能型充填剤は、疎水性相互作用以外の相互作用が働きますので、各カラムにおいて異なる分離挙動を示します。 各種カラムをお試しいただくことにより、今まで分離できなかった化合物の分離が改善します。

AP-1311-cromatoguram.png

分析条件
カラム COSMOSIL ** サンプル

o-Dinitrobenzene
m-Dinitrobenzene
p-Dinitrobenzene

Benzene (I.S.)

AP-1311-sample.png

カラムサイズ 4.6mmI.D. × 150mm
移動相 Methanol / H2O = 50 / 50
流速 1.0 mL/min
温度 30℃
検出 UV 254 nm

カラム選択フロー

koukinou-sentaku-flow.png