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Accutase™とは？	Accutase™はタンパク質分解活性およびコラーゲン分解活性を持つ天然の酵素の混合物であり、哺乳類やバクテリア由来の成分は含まれません。Accutase™は、トリプシンとコラゲナーゼの併用処理以上の効果を示し、より低毒性かつ穏やかに細胞を分散させることができます。
どの細胞株に使用できますか？	あらゆる接着細胞株でご使用になれます。Accutase™を細胞が覆われる程度の量を加え、自然に剥離するまでお待ちください。
非接着細胞の細胞塊の剥離に使用できますか？	使用できます。神経前駆細胞塊（神経幹細胞塊）の剥離にもご使用になれます。
使用前にAccutase™を希釈する必要はありますか？	必要はございません。Accutase™は便利な調製済みの製品ですので、希釈せずにそのままお使いになれます。
使用前に細胞を洗浄する必要はありますか？	必要はございません。培地を取り除いた後、Accutase™をそのままお使いになれます。
どの程度の時間、細胞をAccutase™で処理するといいですか？	細胞剥離に要する時間はトリプシンと同じくらいですが、適切な処理時間は適宜検討を行ってください。通常、トリプシン処理時間より長時間Accutase™に細胞を浸しても細胞はダメージを受けません。（顕微鏡で、細胞の形状が蜘蛛の様な形状から小さな球状に変化する時間を目安としてください。）
Accutase™の処理過多による細胞への影響はありますか？	影響はございません。ただし、Accutase™は穏やかに作用しますが、細胞の種類やアプリケーションに応じて、剥離に必要な時間をご検討ください。
使用後に、血清で反応停止させる必要はありますか？	通常、必要はございません。D-PBSや培地でAccutase™を希釈するだけで剥離活性を停止できます。酵素の不活化が実験上必要な場合は、大豆製トリプシンインヒビターなどの標準的なトリプシンインヒビターがご使用になれます。
使用後に、Accutase™を洗浄除去する必要はありますか？	必要はございません。洗浄除去を必要としないことがAccutase™の特徴です。
分注して冷凍保存する必要はありますか？	必要はございません。解凍後は２か月以上の冷蔵保存が可能です。ご使用後は、Accutase™の温度上昇にご注意いただき、速やかに冷蔵庫へお戻しください。
凍結した状態の製品の色が不均一です。また、解凍を進めていくと、色が層状になりますが問題はありませんか？	問題はございません。凍結した状態や解凍中に、色むらが見られることがありますが、ご使用前に解凍した容器を穏やかに反転混合いただき、均一にしてからご使用ください。
37℃で解凍してしまいました。使用できますか？	解凍の際にAccutase™の温度が37℃になるまで加温しない限り、ご使用になれますが、酵素活性が落ち、細胞剥離に時間を要してしまう場合もございます。そのような場合は、新しいものをご使用頂くことをお奨めいたします。なおAccutase™を37℃で１時間以上おいてしまうと、活性が失われてしまいます。