国内研究者使用例
マウス神経前駆細胞の未分化維持培養での効果
データご提供:京都大学 物質-細胞統合システム拠点iCeMS 影山 龍一郎グループ 下條 博美 助教
実験概要
マウス神経前駆細胞の初代培養を行い、StemBeadsを添加したものと、bFGF human recombinantを添加したものとを同じ期間培養し(培地交換なし)、未分化マーカー/分化マーカーの発現を調べてそれぞれ比較。
・未分化マーカータンパク質の免疫染色(緑色で表示)
・分化マーカータンパク質の免疫染色(赤色で表示)
使用細胞:
マウス神経前駆細胞初代培養
培養条件:
NPC culture medium
Feeder-free
FGF2濃度
Soluble FGF2:10 ng/ml
StemBeads FGF2:10 ng/ml(7.5µl beads/ml)
培養スケジュール:
実験結果
Mouse neural progenitor cells (E13.5) primary culture
Green: anti-Nestin(progenitors)
Red: anti-Tuj1(neurons)
Blue: DAPI(nucleus)
使用者の評価
StemBeads FGF2では、Soluble FGF2よりも長く神経前駆細胞の未分化状態を維持できるようになった。また、神経前駆細胞の増殖も良くなった。
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