国内研究者使用例

HeLa細胞、HCT116細胞

 

データご提供:九州大学大学院 薬学研究院 医薬細胞生化学分野

 

使用製品:Viofectin™ Transfection Reagent

評価方法:ウェスタンブロッティング ※他社製品比較あり

 

 

実験概要

Viogene社トランスフェクション試薬Viofectin™およびA社トランスフェクション試薬の性能を試験するために、HeLa細胞およびHCT116細胞にGFP発現プラスミドおよびc-Mycタグ融合Cdt1発現プラスミドを導入し、発現量をウェスタンブロッティングで確認した。

 

DNA/トランスフェクション試薬混合液の組成
細胞名 DMEM
(KM-, FCS-)
トランスフェクション
試薬
DNA
HeLa 200µl A社
トランスフェクション試薬
2µl
pCMV-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
pCMV-Cdt1WT-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
120µl Viofectin™
2µl
pCMV-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
pCMV-Cdt1WT-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
HCT116 200µl A社
トランスフェクション試薬
2µl
pCMV-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
pCMV-Cdt1WT-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
120µl Viofectin™
2µl
pCMV-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg
pCMV-Cdt1WT-3NLSmyc 1.9µg
pAcGFP1-Mem 0.1µg

 

 

実験結果

 

vec:pCMV-3NLSmyc(空ベクター)
Cdt1:pCMV-Cdt1 WT-3NLSmyc(c-Mycタグ融合Cdt1発現プラスミド)
GFP:pAcGFP1-Mem(細胞膜局在GFP発現プラスミド)

 

 

使用者の評価

ウェスタンブロッティングで発現量を確認した結果、Viofectin™はHeLa細胞およびHCT116細胞に対してA社トランスフェクション試薬と同等もしくはそれ以上の導入効率を示した。

 

 

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※記載の内容は、'16年1月現在の情報に基づいております。