MDCK細胞
データご提供:大阪大学 微生物病研究所 梶原 健太郎 助教
使用製品:MDCK Cell Avalanche® Transfection Reagent
評価方法:蛍光顕微鏡観察
実験概要
EZ Biosystems社MDCK細胞専用トランスフェクション試薬MDCK Cell Avalanche® Transfection Reagentの性能を試験するために、MDCK細胞にGFP発現プラスミドを導入し、蛍光顕微鏡で観察した。
実験結果
MDCK細胞に対する細胞毒性および導入効率
使用者の評価
MDCK細胞のトランスフェクションはエレクトロポレーションで実施するのが一般的であるが、初期コストがひとつの障壁である。今回使用したMDCK Cell Avalanche® Transfection Reagentの導入効率は非常に良好で、至適条件(トランスフェクション試薬量0.1、0.2µlおよびプラスミド量0.2、0.4µg/ウェル)では、細胞生存率が80~90%、導入効率が30~60%であった。この試薬を用いることで、MDCK細胞のトランスフェクションが比較的安価に実施可能になる。
※記載の内容は、'16年1月現在の情報に基づいております。