この度、医学雑誌の月刊「細胞」からのご依頼により、「逆相 HPLC による中鎖および長鎖 RNA 中の不純物の分離・精製」について寄稿しました。
寄稿文:
逆相 HPLC による中鎖および長鎖 RNA 中の不純物の分離・精製
著者名:
尾崎 誠、桑山 知美、廣瀬 恒久、下間 志士
誌名:
月刊「細胞」2024 年 12 月号 ドラッグリポジショニング学
図. 月刊「細胞」12 月号の表紙
本雑誌では、長鎖核酸分離用カラムであるコスモシール RNA-RP1 カラムを用いた COVID-19 のワクチンにも使用されているような数千塩基の中鎖・長鎖 RNA 中の不純物の分離および分取精製方法について解説しています。本内容の詳細ついては、本論文に先駆けて発表した以下の論文に記載されています。
本寄稿文の元論文:
Ozaki M, Kuwayama T, Shimotsuma M, Hirose T. Separation and purification of short-, medium-, and long-stranded RNAs by RP-HPLC using different mobile phases and C18 columns with various pore sizes. Anal. Methods. 2024;16:1948-1956.
DOI: https://doi.org/10.1039/d4ay00114a ※ Featured on Front Cover
Kuwayama T, Ozaki M, Shimotsuma M, Hirose T. Separation of long-stranded RNAs by RP-HPLC using an octadecyl-based column with super-wide pores. Anal. Sci. 2023;39:417-425.
DOI: https://doi.org/10.1007/s44211-022-00253-w ※ Selected as HOT Article 2023
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