FAQ

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StemCulture社 StemBeadsシリーズについてのご質問

ご質問 回 答
StemBeads FGF2
培地中に徐放されるFGF2の濃度はどの程度ですか? 培地1 mlに対し、7.5 μlのStemBeadsを混合した場合、FGF2の濃度は10 ng/mlです。
StemBeadsの細胞/コロニーへの付着が認められます。問題はありますか? StemBeadsは生分解性ポリマーのPLGA [Poly(lactic-co-glycolic Acid)]から成りますので次第になくなり、細胞に悪影響はありません。
StemBeads FGF2の有効期限はどれくらいですか? 本製品は有効期限の短い製品です。有効期限に関してはお問い合わせください。
StemBeads FGF2はどのような細胞に適用できますか? 現時点では、ヒトES細胞、ヒトiPS細胞、マウスおよびヒト神経幹細胞での適用を確認しています。基本的に、ヒトFGF2を必要とする細胞には適用可能と考えます。
培地交換の操作は? 培地交換は、古い培地を除去後PBSで洗浄してから、新しい培地を加えます。
StemBeadsの使用時は、培地が通常時よりも黄色に変色します。何か問題はありますか? 培地の交換頻度が少なく済むために、pHが早く変化して黄色に変色します。このような現象が起こっても、細胞の増殖能や分化に影響は与えませんが、避ける場合には低密度で細胞を播種してください。StemBeadsは低-中程度の細胞密度に最適化されています。
ヒトES細胞やiPS細胞の融解後、直ぐにStemBeadsを用いて培養すべきですか? 融解した細胞は、より栄養を必要とするので、コロニーが形成されるまで毎日の培地交換をお勧めします。その培地交換でもStemBeadsを使用でき、コロニー形成が早くなります。
他に情報はありませんか? 詳細につきましては、開発文献をご覧ください。
Lotz, S et al. Sustained Levels of FGF2 Maintain Undifferentiated Stem Cell Cultures with Biweekly Feeding. PLoS One. 8(2):e56289 (2013).
StemBeads EGF
培地中に徐放されるEGFの濃度はどの程度ですか? 培地1 mlに対し、10 μlのStemBeadsを混合した場合、EGFの濃度は20 ng/mlです。他の濃度、例えば10 ng/mlに調節したい場合は、5 μlを添加してください。
StemBeadsの細胞/コロニーへの付着が認められます。問題はありますか? StemBeadsは生分解性ポリマーのPLGA [Poly(lactic-co-glycolic Acid)]から成りますので次第になくなり、細胞に悪影響はありません。
StemBeads EGFの有効期限はどれくらいですか? 本製品は有効期限の短い製品です。有効期限に関してはお問い合わせください。
StemBeads EGFはどのような細胞に適用できますか? 現時点では、マウスおよびヒト神経幹細胞での適用を確認しています。基本的に、EGFを必要とする細胞(例:がん細胞など)には適用可能と考えます。
StemBeadsの使用時は、培地が通常時よりも黄色に変色します。何か問題はありますか? 培地の交換頻度が少なく済むために、pHが早く変化して黄色に変色します。このような現象が起こっても、細胞の増殖能や分化に影響は与えませんが、避ける場合には低密度で細胞を播種してください。
StemBeads Activin-A
培地中に徐放されるActivin-Aの濃度はどの程度ですか? 培地1 mlに対し、5.0 μlのStemBeadsを混合した場合、Activin-Aの濃度は10 ng/mlです。
StemBeadsの細胞/コロニーへの付着が認められます。問題はありますか? StemBeadsは生分解性ポリマーのPLGA [Poly(lactic-co-glycolic Acid)]から成りますので次第になくなり、細胞に悪影響はありません。
StemBeads Activin-Aの有効期限はどれくらいですか? 本製品は有効期限の短い製品です。有効期限に関してはお問い合わせください。
StemBeads Activin-Aはどのような細胞に適用できますか? 現時点では、がん細胞株およびヒトES細胞から内胚葉系細胞への分化での適用を確認しています。基本的に、ヒトActivin-Aを必要とする細胞には適用可能と考えます。
培地交換の操作は? 培地交換は、古い培地を除去後PBSで洗浄してから、新しい培地を加えます。
StemBeadsの使用時は、培地が通常時よりも黄色に変色します。何か問題はありますか? 培地の交換頻度が少なく済むために、pHが早く変化して黄色に変色します。このような現象が起こっても、細胞の増殖能や分化に影響は与えませんが、避ける場合には低密度で細胞を播種してください。StemBeadsは低-中程度の細胞密度に最適化されています。