国内研究者使用例
ヒトiPS細胞(201B7株)の凍結保存
データご提供:外部研究機関
ヒトiPS細胞(201B7株*)での生存率の比較
*Takahashi, K. et al. Cell, 2007 Nov 30;131(5):861-872
■凍結操作時間60秒
本製品、DAP213それぞれを用いて液体窒素中で2週間以上凍結保存し、細胞を起こしてから4日目にアルカリホスファターゼを用いて各保存液の性能を確認した。DAP213ではほぼ全滅したが、本製品では非常に良好な生存率を示した。
■凍結操作時間15秒
本製品、DAP213、A社製品それぞれを用いて液体窒素中で2週間以上凍結保存し、細胞を起こしてから4日目にアルカリホスファターゼを用いて各保存液の性能を確認した。本製品はDAP213と同等以上の結果が得られた。
使用した保存液 | コロニー数 | |||
---|---|---|---|---|
ガラス化法 | 緩慢凍結法 | |||
60秒 | 15秒 | |||
A | 本製品 | 672 | 563 | - |
B | DAP213 | 37 | 479 | - |
C |
A社製品 |
- | - | 172 |
凍結操作時間15秒、60秒共に同等以上の結果が得られました。特に凍結操作時間60秒の場合、従来法のDAP213と比較し、細胞の生存率に劇的な差が確認されました。以上の結果から、本製品はiPS細胞の操作に熟練された方から、未経験者の方まで、安定した結果が得られます。
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