ナカライテスク株式会社

モノクローナルTag抗体

Anti-c-Myc(Mouse IgG1-κ),Monoclonal(MC045), AS

Tag 抗体を用いることで、遺伝子組み換え技術を用いて人為的に導入したTag 標識をもつタンパク質の検出や精製が容易となります。これらTag 抗体を用いることで目的タンパク質に対する抗体を作製するという手間を省くことができ、タンパク質の局在、タンパク質間相互作用、タンパク質機能解析など多くの研究目的において利用されています。

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製品説明

製品説明

Clone MC045
Isotype IgG1-κ(Mouse)
Product form Liquid
Immunogen c-Myc synthetic peptide [EQKLISEEDL] conjugated with KLH
Application Western Blotting 1 : 1,000-1 : 2,000
Immunoprecipitation 1 : 400-1 : 1,000
Immunocytochemistry 1 : 100-1 : 200
ELISA 1 : 2,000-1 : 20,000

顧客使用例

使用例 1

免疫細胞化学

Myc タグを付けた TCP1β を神経系培養細胞 SH-SY5Y cell に遺伝子導入し、遺伝子を発現した細胞を Mouse Anti-Myc 抗体(MC045, AS 2.5 mg/mL, 200 倍希釈)および Protein X に対する特異的抗体でインキュベーションした。二次抗体は、Alexa Fluor 488(緑)および 546(赤)標識抗体(400 倍希釈)を使用し二重染色した。観察は共焦点レーザー顕微鏡でおこなった。TCP1β と Protein X の局在は、一部一致することが確認された。

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本データは理化学研究所 脳科学総合研究センター 運動系神経変性研究チーム 今居 譲 様よりご提供いただきました。

使用例 2

免疫細胞化学

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細胞 : HEK293T
抗体 : Anti-c-Myc(Mouse IgG1-κ), Monoclonal(MC045), AS(1 : 200)
本データは埼玉医科大学 薬理学教室 斎藤 祐見子 様よりご提供いただきました。

使用例 3

免疫細胞化学

内在性の hnRNP A1 は核小体を除く核内(核質)に存在し、この myc タグのものと同じ局在を示す。

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サンプル : N 末端に myc タグをつけた hnRNP A1 を HeLa 細胞で発現させたもの
一次抗体 : Anti-c-Myc(Mouse IgG1-κ)(1 : 1,000)
二次抗体 : FITC-conjugated goat affinity purified F(ab')2 Fragment to mouse IgG(Whole molecule) (1 : 200)
固定法 : 2% ホルムアルデヒド in PBS 室温 30 min
Permeabilization : アセトン -20℃ 3 min
ブロッキング : 3% BSA in PBS 室温
本データは京都大学ウイルス研究所 情報高分子化学研究所 片岡 直行 様よりご提供いただきました。

関連資料

価格表

製品名 貯法 製品番号 容量 オンライン
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Anti-c-Myc(Mouse IgG1-κ), Monoclonal(MC045), AS 冷蔵 04362-76 50 μg e-Nacalai.jpg
04362-34 200 μg

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