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【ビデオセミナー】
Reporter Cell Based Screening(InvivoGen 社)

~ Explore the unexplored ~

自然免疫経路は、炎症性疾患や病原体感染に関連するだけでなく、免疫調整薬を用いた腫瘍の微小環境改善や、免疫チェックポイント療法の効果向上という観点から、医薬品開発における近年の注目すべきターゲットとなっています。

STING は細胞内の随所に発現し、インターフェロンを強力に誘導します。特に免疫チェックポイント療法の効果を高める可能性があることから、免疫療法の魅力的なターゲットとなっています。近年、Merck 社と Aduro/Novartis 社は、臨床試験で環状ジヌクレオチドの腫瘍内注入が患者にある程度の効果をもたらすことを示しました。この期待できる結果を受けて、STING 作動薬は免疫系を強化する治療薬として再検討されています。

インフラマソームは、アルツハイマー病、がん、慢性の炎症性疾患など、多岐にわたる疾患への関与で注目されています。インフラマソームの下流シグナルを標的とした IL-1β 阻害剤は、一定の成果を上げているものの、その効果は特定の疾患に限られています。加えて、Novartis 社 の CANTOS 試験で深刻な副作用が示された影響を受け、今後使用制限される可能性もあります。
この分野における低分子阻害剤の承認第一号を目指し、安全で効果的な最初のインフラマソーム阻害剤の開発競争が始まっています。

本セミナーでは、免疫研究のエキスパートであり、自然免疫研究用試薬のトッププロバイダーである InvivoGen 社が、STING およびインフラマソームの治療薬開発の現状について解説します。また、InvivoGen 社が開発したレポーター細胞株を紹介し、需要の高まりを見せる、新たな免疫調整化合物のスクリーニング基盤構築への活用方法まで紹介します。

セミナー使用スライド【pdf】(11.6 MB)

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  • 本ビデオセミナーは、2021 年 6 月に開催の「MMCB2020+1」にて発表されたビデオ録画から抜粋したものです。
  • STING や Inflammasome につき、それぞれ個別のテーマで発表されているビデオセミナーもございますので、ぜひそちらもご覧ください。最新の文献情報を盛り込んだよりアカデミックな内容となっています(STING / Inflammasome)。

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[Updated in Jun 2021]


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